本記事では、JR特急あずさ(かいじ)のおすすめの座席をご説明します。
特急あずさの新宿〜松本間の料金は6,500円越と決して安くない金額です。
どうせ高いお金を払うなら、良い席に座りたいですよね。
そこでこの記事では
富士山が見たい!
あとなんか他に注意しとくことあったら教えて!
こんなお声にお応えします。お付き合いください。
特急あずさ:座席指定のおすすめポイント3選
座席を選ぶのにおすすめのポイントは、次の3つです。
- 直射日光が当たらない窓側を選ぶ
- 富士山が見たい時は南側の窓側を選ぶ
- 窓の太いサッシを避けて、眺めの良い席を選ぶ
1つずつ解説していきますね。
直射日光が当たらない窓側を選ぶ
こんな時の座席の選び方の手順はこちら。
①シートマップで電車の進行方向を確認する。
②太陽の位置を確認し、光の当たらない側の席を選択する。
※逆に光があたったほうがいいという方は逆側の席を選んでください。
①電車の進行方向を確認する
指定席券売機、えきねっと では、シートマップをみて座席を選ぶことができます。
(指定席券売機、えきねっとの使い方がわからない方は、『補足:特急あずさ座席指定の方法』をご覧ください。)
JR東日本では、1番シートが東京側に向かう方向です。
上り列車でも下り列車でも変わりません。(さらに付け加えると、1号車が東京側です)
上の写真でいうと、スマホ画面の場合は画面上側が東京方面、下側が松本方面。
PC画面の場合は左側が東京方面、右側が松本方面になります。
これで電車の進行方向は確認できました。
電車の進行方向をしっかり確認しないと、間違えて逆側の席をとってしまったなんてことが発生しますので注意してください
②太陽の位置を確認し、光の当たらない側の席を選択する。
太陽の位置は、次の2つを考慮してください。
- 時間帯→東西方向の日光に影響
- 季節→南北方向の日光に影響
列車の時間帯で東西方向の日光をチェック
新宿―松本間の経路は上図のようになっています。
甲府―松本間は南北に列車が動くため、東西方向からの日光を考慮しましょう。
もし電車がお昼前後の場合は、「松本―甲府間が午後、午前どちらにかかるか」を
考えて席を指定すると良いです。
季節で南北方向の日光をチェック(基本は南の日本海側から日光が入る)
電車が東西に走る新宿〜甲府間は南の日本海側から日光が入ります。
これは、地球の自転軸の傾きによるものです。
地球が傾きながら回っているので、日本からは南方向から日光が入りやすいです。
さらにこの傾向は冬になるとさらに顕著になります。
画像の通り、厳密に言うと夏期間の早朝は北から光が入るものの、ほとんどは南から日光がはいります。
<まとめ:太陽の光が当たらない座席>
上り電車の場合 | 下り電車の場合 | ||
新宿〜甲府間 | 新宿〜甲府間 | ||
午前の電車 | 午後の電車 | 午前の電車 | 午後の電車 |
進行方向から右側 | 進行方向から左側 | 進行方向から左側 | 進行方向から右側 |
松本〜甲府間 | 松本〜甲府間 | ||
上り電車の場合 | 下り電車の場合 | ||
北側:進行方向から右側 | 北側:進行方向から左側 |
富士山が見たい場合は南側の席を!
そんな方は、南側の席を選びましょう。
下の写真の通り、富士山は線路の南側にありますので、南側が見える席を選べばOKです。
まとめ
- 上り電車の場合:進行方向右側
- 下り電車の場合:進行方向左側
※シートマップで常に下側に表示されている方の座席が富士山側です。
窓の太いサッシを避け、眺めの良い席をゲット!
窓の太いサッシがあると、前の方の景色が遮られて嫌ですよね。
上り列車⇨偶数列にサッシなし!
上り列車の新型あずさの車両内。サッシは2列ごとについていて、16列番、14列番・・・とサッシがありません。
つまり、上り列車の時は偶数列には太いサッシがないんです🌟
下り列車の⇨奇数列にサッシなし!
下り列車では、座席が反転しますので、上りの時と逆となり、今度は奇数列に太サッシがこない配置となります。
<まとめ:太サッシが無い座席>
上り電車の場合 | 下り電車の場合 |
偶数列 | 奇数列 |
特急あずさ席選びのポイント:小ネタ編
ここからは小ネタ編です。そんなに大した差は出ませんが、こだわりたい方は参考にしてください。
- 窓側と通路側のメリット・デメリット
- 最前列、最後列を選ぶ時の注意点
窓側席と通路側席どっちがいい?
これは完全に好みですが、景色を楽しみたい人は窓側一択。
僕はトイレに行く頻度が高いので、通路側が結構好みだったりします。
でもエアコンの調節スイッチは窓側の席の上にあるので、
通路側だと気を使うかも。。。
なんだかんだ総合的に見ると窓側の方がお得かな?と思います。
最前列、最後列のデメリット
最前列や最後列の席は大変人気がありますので、ここではあえてデメリットをご説明いたします。
最前列のデメリット:足元のスペースが狭い
最前列以外の席は、前の席の下のスペースが空洞なので足を伸ばすことができます。
最前列は前が壁のため、その分足元のスペースが狭いです。とは言え十分なスペースが確保されていますけどね。。。
最後列のデメリット:座席を倒せない可能性がある
最後列の後ろは荷物を置くことができるように、少し大きくスペースが空いています。
しかし実はこのスペース、誰が使っていいスペースなんです。
座席の後ろにどでかい荷物を置かれてしまうと、荷物がつかえて座席を倒せない。。。なんてことが稀にあるようです。
※2018年から導入された新型車両E353系では、下の画像のように大型荷物置き場が別に用意されていますので、こういった心配はほぼないかと思いますが、念の為。
【補足】:特急あずさ座席指定の方法
最後にこのような悩みをお持ちのかたにご説明します。
特急あずさは、みどりの窓口、駅の指定席券売機、JRのオンライン切符予約サイト「えきねっと」で座席指定が可能です。
①オンライン切符予約サイト「えきねっと」で指定する
えきねっとは、窓口や券売機に行かずにスマホでいつでもどこでも切符の予約ができるので、一番おすすめです。
さらに特急あずさ・かいじの場合はチケットレスサービスで切符の発券不要&割引適用なので、ぜひ使ってみてください。
②みどりの窓口で指定する
みどりの窓口で特急券を購入する場合は、駅員さんに希望の席を伝えれば、対応してもらえます。希望を伝えない場合は駅員さんが任意の席を選ぶだけになってしまいますのでご注意ください。
③指定席券売機で指定する
指定席券売機でも、座席指定が可能です。
詳しくはコチラ>>JR東日本:指定席券売機ご利用案内
まとめ:あずさのおすすめ席は日差しと窓サッシに注目すべし!
あずさの良い席をゲットするには次の2つに注目しましょう。
- 日差しがどこにくるか
>>電車の時間と日差しの関係性 - 窓の太いサッシがどの位置にくるか
>>サッシの位置と座席の関係性
以上です!それではみなさま、快適な長野への旅をお過ごしください。
ちなみに、長い移動時間の活用には動画や書籍の見放題サービスがおすすめです。
無料体験をうまく利用してください。
映画・ドラマ見放題サービス
書籍読み放題サービス