東南アジア旅行でマレーシアのクアラルンプールからシンガポールへバスで移動したので、その時の体験を記録しておきます。
クアラルンプール→シンガポールのバスは、ネットで口コミを見ると、シンガポールへの入国検査で1度バスを降りたら、自分が戻る前にバスが出発して置いてかれてしまったなどという、ひどい話が沢山でできます。
これでは安心して使えませんよね。
しかし私が今回使ったKKKLというバス会社は、入国審査でちゃんと乗員が揃うまで待っててくれましたので、おすすめです。
本記事では、KKKLのバスでの移動の様子と、シンガポールに着いてからの現地通貨調達、SIMカード調達の方法をご紹介いたします!
バスチケットの購入方法
バスチケットはインターネットでの購入が簡単で早いのでおすすめです。
有名どころだとEasybookとBusonlineです。僕はBusonlineで購入しました。
チケットの詳しい購入方法はこちらの記事を参照ください。
今回僕はKLのバスターミナルであるBTS(Bandar Tasik Selatan)からシンガポールの中心街Lavender駅に到着するバスを選びました。
おすすめのバス会社
クアラルンプール→シンガポールのは様々なバス会社が運行しています。
そして値段も様々。値段はバスの座席のグレードが違うためのようですが、サービスの質は値段が高ければ良いというものでもなさそうです。
“バス会社+review”でググると満足どが表示されるので、口コミを参考にするといいと思います。
今回私が使用したのはKKKLというバス会社でした。グーグルの口コミ評価は星3個/5個中。まずまずかなと思って選びましたが、KKKLというバス会社は、入国検査で遅れても待っててくれたのでおすすめできます!
実は私、シンガポールの入国検査を30分以内に済ませなければならなかったところを、50分以上かかってしまったのですが、KKKLの運転手さんはちゃんと待っててくれ他のです!
詳しくは後述しますね。
KL中心街からBTS(Bandar Tasik Selatan)へバス移動
長距離バスが出発するバスターミナルBTSは、KL中心地から少し南にあります。
私の滞在先はチャイナタウンだったのですが、そこからバスで移動しました。
料金は2RMと格安です。タクシーだとRM15、電車だと5RMくらいですので
バス移動はほんと安いです。
バス乗り場
BTS行きのバスは690番です。バスの正面に大きく表示がありますのですぐわかると思います。バス乗り場はここ。
キャッシュでRM2払えば乗ることができます。
チケットの発券〜乗車
BTSに到着しました。
チケット発券
さてここからバスに乗る前に、オンラインで予約したチケットを発券する必要があります。
オンラインチケットの発券場所は、緑色のチケットカウンターです。(施設のスタッフさんはグリーンカウンターと呼んでました。)
青色のカウンターがいっぱいありますが、緑色のカウンターは一角あるだけです。
BTSに入ってすぐ、右側に並んでるチケットカウンターの一番奥がグリーンカウンターになります。
チケット購入時にバス会社からもらったeメールを見せれば発券できますので、eメールをプリントアウトしていく必要はありません。
プラットホームへ入場
チケットに書いてある入場ゲートを確認して入場しましょう。
入場できるのは出発時間の30分前からです。
自分はバスに乗り遅れるのが怖かったので1時間前くらいに準備を済ませてたのですが、出発30分前にならないと入場できませんでした。あんまり時間に余裕持っても待たされるだけなので、気をつけてください。
入場は発券したチケットにあるQRコードをゲートに読み込ませて入場するのですが、このQRコード、読み込みが鈍いので何回かエラーが出ますw
何度かトライすれば開きますので、焦らなくて大丈夫ですw
乗車
入場ゲートを通り、エスカレーターを下るとプラットホームに出ます。
ここでまた自分のチケットと同じゲートのところに向かってください。
ここのターミナルはバスがひっきりなしに入ってくるので、出発時間直前まで乗車ができません(というよりバスがきてないです)。
僕は自分と同じバス会社の1本前のバスがちょうど乗車時間だったので、それと勘違いして乗ろうとしたらスタッフさんに引きとめられて、時間まで座って待ってろと言われました。。。
※空港−KL市街地間のバスは時間とか座席とか本当にテキトーなので、今回もそのノリで行ったら、意外としっかりしててちょっと安心しました。
電光掲示板に乗車受け入れ中のバスとそのあとのバスの順番が表示されてますので自分の便を確認してください。
自分のバスがきた時はスタッフさんが
シンガポール!シンガポール!シンガポーーーール!
と大声でアナウンスしてくれました 笑
バスに乗り込む際に運転手さんがシンガポールのイミグレーションシートをくれます。これがないとシンガポールに入国できませんので必ずもらってください。
あとペンがもらえないので忘れずに持参してくださいね。
バスの中の様子
バスの座席はこんな感じです。
WiFiが通ってて、USBを充電するポートも各座席に2つずつ通ってました。
WiFiのユーザー名とパスワードは運転席の真上に張り出されてます。
ただし僕の乗ったバスのWiFiは全く通信ができなかったので、現地のSIMカード持ってた方がいいと思います。
また、バスの中は禁煙、飲食禁止の張り紙が。
飲み物禁止。。。はきつかったので隠れて水だけ飲みました。笑
休憩、出国検査、入国検査
休憩
バスが走り初めて200kmくらいのところで、休憩が1回ありました。
休憩時間は30分。高速道路のSAで、食事を取ることができます。
ここはまだマレーシア国内ですので、ここで使うお金としてRM20くらいの
現金を持ってるといいと思います。
同じようなバスがたくさんくるので自分のバスのナンバーを覚えておいてください。
30分後、運転手さんが全員が戻ってきたことを確認して再出発しました。
出国検査
シンガポールとの国境の手前でマレーシアの出国検査のため、1度バスをおります。
この際はパスポートと貴重品だけ持って行きましょう。
荷物の盗難が不安な方は一緒に持って行ってください。
マレーシア人とそれ以外でレーンが分かれてるので、ALL Pasportの表示のあるレーンに並びます。出国検査をパスすると、一本道になってる道のりをひたすら進み、エスカレーターで1階に降りましょう。おりた先にバスがいっぱい止まって待っていますので、自分のバスに戻りましょう。
※バスや運転手さんはみんな似てるので、バスの間違い防止に、自分の座席に何か目印をつけておくと安心です。
この出国検査はスムーズに通過できたため、少し油断しました。。。。
これが出国検査の失敗につながったのです。
入国検査
再びバスに乗り、国境を超えたところで、今度はシンガポールの入国検査です。
今度は全ての荷物を持って、検査に向かいます。
運転手さんが「30分で出発するからね!」とアナウンスしましたが、出国検査がスムーズだったため、余裕こいて写真なんか取りながら入国ゲートへ向かいました。
入国検査、すごい人です。これ、本当に全然進まないんです。
僕の並んだ列は機械の調子が悪かったらしく、他のレーンに列ごと移動したり。。。
その度にパソコン起動させて、その間は全く進まず。
他のレーン並んだ後からきたバスの人たちにも次々と追い越され、気づけば僕の他に検査待ちをしている人はほんの数人。
最初はあんなに人がいたのに。
自分と同じバスの乗客も見当たりません。みんなとっくにパスして行っちゃったんだろうな。。。
自分の番が来たのが、バスをおりてから40分後。
もうバス行っちゃったかなあと思いながら、一縷の望みにかけ、早くやってーーー!と思っていたのですが、ここでまたしてもPCのエラー。
他のパソコンをあるレーンに移り、再度検査を受けます。
検査が終わると、今度は荷物検査。ここはすんなり通ることができましたが、
全て終わったのはバスを降りてから50分以上過ぎた時・・・
そう思いました。
シンガポールの現金も持っておらず、マレーシアのSIMカードも繋がらなくなり、入国検査場には無料WIFIも飛んでいない。。。
ホテルをとったシンガポールの中心地まではまだ25km先です。
どうしようかなと思いつつ、とりあえずバス乗り場へ向かうと、見覚えのあるKKKLのバスを発見!
なんと運転手さん、待っててくれましたーーーーー!!!!
いや本当に助かりました!!
当然ですが僕が最後の乗員だったようで、僕が乗ったところでバスはすぐに出発しました。
シンガポール到着後
シンガポール入国後、30分程でバス降り場のLavender駅に到着。
シンガポールドルの入手
バス降り場はLavender駅の目の前でした。
地下へ向かうエスカレーターのすぐ脇にATMがありますので、シンガポールドルの引き出しがすぐに可能です。
また、ここをちょっと進んだところに両替屋さんが。
日本円からシンガポールドルに変えたい場合はここでどうぞ
バス降て正面のこの道を通った、右脇に両替所があります。
シンガポールのプリペイドSIM
海外旅行の必須アイテム、プリペイドSIM!
空港とかだとブースがいっぱいあって、店員さんが設定から何から全部してくれるので
問題ないんですが、今回はバス移動のため、そう言ったブースもなく。。。
しかしシンガポールではコンビニで簡単にSIMカードが買えました!
このコンビニで買いました。もちろんセブンイレブンでも売ってますよ!
この辺の表示が目印です⭐️
今回買ったのはこれ。3日間の滞在でしたが、一番安いやつが7日間12ドルのこれ。
なんと容量は100GBですwwこんないらんやろw
コンビニ店員さんに「設定してくれる?」って聞いたら「わかんない」と言われてしまったので、自分で設定することにしました。
シムを取り出すピンを貸してって頼んだらクリップ曲げて作ったお手製のピンを貸してくれ、挿入完了。SIMカード挿入したら何も設定せずに使うことができました。最高かよ。。。
テザリングももちろんOK!これでどこでもPCで作業も可能になりました。
今のITの技術はすごいです・・・スマホは本当に革命ですね。
それでは今回はこれくらいで。