奈良井宿、中村邸のご紹介ページです。
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中村邸とは
1837年、奈良井宿の大火の直後に建てられた建物で、築年数は約200年。
当時の奈良井宿の家の造りの特徴を色濃く残しています。
江戸時代は奈良井の主産業の1つであった「お六櫛」を商いとしており、櫛に関する資料もたくさん展示されています。
お六櫛産業が下火になって以降、昭和中期まで普通に民家として使用されてきましたが、その昭和中期に、この建物を川崎民家園に移築する話が持ち上がります。
この移築話が、奈良井宿の町並み保存運動のきっかけとなりました。
住民の協議の結果、中村邸は奈良井宿に残して資料館とし、また「奈良井宿全体としても町並みを保存していこう」ということになり、現在の奈良井の景観に繋がっています。
中村邸 施設情報
入館料 | 300円/中学生以下無料 |
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営業時間 | 4月〜11月:9時〜17時 2月〜3月:9時〜16時 |
休館日 | 4月〜11月は無休 12月〜3月は毎週月曜日・祝日の翌日(月曜が祝日の場合はその翌日) |
問い合わせ | TEL:0264-34-2655 |
住所 | 〒399-6303 長野県塩尻市大字奈良井311 |
中村邸の見どころ・フォトスポット
中村邸では、係員の方が建物の歴史や奈良井の建築様式について無料で説明してくれますので、ぜひ聞いてみてください⭐️
また館内は撮影自由となっておりますので、綺麗な写真をたくさん撮ってください!
江戸時代そのままの建築様式
囲炉裏があったり、神棚があったり・・・
二階の部屋に上がることもできます。
太く立派な梁(はり)が格好いいです!
蔀(しとみ)
「蔀(しとみ)」と言われる窓からのぞく奈良井宿。
中庭
中村邸には、立派な中庭があります。縁側に座ってお茶を飲みながらゆっくりしたいです。。。。
土間を抜ければ、中庭に出ることができます。
中庭からみた中村邸。
お六櫛 の資料
江戸時代には中村邸は櫛問屋を営んでいました。
その当時の資料として、たくさんの櫛が展示されています。
以上、奈良井宿 中村邸のご案内でした!