全長1kmに及ぶ奈良井宿の道のりには、「鍵の手」と言われるクランク状の部分があります。
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このクランク状の道のりは、奈良井宿が整備された江戸時代から残るものです。
道を大きく直角に曲げることで、その先を見通すことができなくなるため、敵が一気に侵入してくることを防ぐ役割がありました。
奈良井宿 鍵の手を歩こう
それでは鍵のてを歩いて見ましょう。
![奈良井宿 鍵のて](https://riba-kurata.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
上の写真は、奈良井宿の北側から歩いていって、鍵の手に差し掛かったところです。
クランク状の道なりがお分かりいただけると思います。
![奈良井宿 鍵の手](https://riba-kurata.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
鍵の手の真ん中あたり。
「鍵の手」を表す石碑があります。
![奈良井宿 鍵の手](https://riba-kurata.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
鍵の手を抜けました、ようやく道の見通しがよくなりました!
![奈良井宿 鍵の手](https://riba-kurata.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
来た道を振り返るとこんな感じです。
さっき通った道が、完全に曲がり角に隠れて見えなくなっているのがお分かりいただけると思います。
鍵の手を境に、町が変わる
奈良井宿は上町・中町・下町の3地区に別れており、ちょうど鍵の手は上町と中町の境にあります。
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上町は「お六櫛」に代表される櫛職人の町。
中町は本陣や脇本陣などが集まる、お偉いさんの町。
下町は、曲物や漆器職人の町。
今日においても、それぞれの町の特色を現在でも垣間見ることができます。
奈良井宿 上町
櫛職人の町、上町。
![奈良井宿 中村邸](https://riba-kurata.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
江戸時代に櫛問屋を営んでいた「中村邸」。現在は資料館として一般開放されています。
![奈良井宿 上町](https://riba-kurata.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
櫛屋職人の町の名残からか、木材を扱ったお土産屋さんが軒を連ねます。
奈良井宿 中町
中町はお偉いさんの町ということで、道幅が広見通しが良いです。
![奈良井宿 中町](https://riba-kurata.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
また、お金持ちの家も多く、家の横幅が大きい建物がたくさん見られます。
奈良井宿 下町
下町は、「めんぱ」に代表される曲物や、漆器職人の町として栄えました。
もちろん今も漆器屋さんがたくさん軒を連ねています!
![奈良井宿 下町](https://riba-kurata.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
下町には、「〇〇漆器店」の看板がたくさん見られます。
![奈良井宿 下町](https://riba-kurata.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
曲物職人さんが、実演披露してくれていることもあります!
奈良井宿 鍵の手 アクセス
奈良井駅から徒歩10分の場所です。
以上、奈良井宿鍵の手のご紹介でした!